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財務諸表の体系の見直し |
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従来の資金収支計算を中心とする計算書類を見直し、「貸借対照表」「正味財産増減計算書」「財産目録」「キャッシュフロー計算書」から構成する財務諸表に対応 |
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“現行の会計基準の収支予算書、収支計算書に関しては新基準の範囲外とする”となっているが、現在検討が進められている公益法人制度の抜本的な改革が行われるまでは、「内部管理事項」として、引き続き作成・保存を行うものとなっているため、作成できるようにする |
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貸借対照表科目形態の見直し |
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資産の部のうち、固定資産を「基本財産」「特定資産」「その他固定資産」に分類 |
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「正味財産の部」を「一般正味財産」「指定正味財産」に2分する |
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正味財産増減計算書について |
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正味財産増減額は、「増加原因」「減少原因」に分けて両者を総額で示す「フロー式」に統一された |
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正味財産を「一般正味財産増減の部」「指定正味財産増減の部」に2分する |
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「一般正味財産増減の部」に関しては、さらに「経常増減」「経常外増減」に2分する |
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キャッシュフロー計算書に関して |
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大規模法人に関しては、財務諸表に「キャッシュフロー計算書」を追加する必要がある為、キャッシュフロー計算書(直接法/間接法)」に対応 |
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公益法人会計における内部管理帳表について |
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会計帳簿として「仕訳帳」「総勘定元帳」と収支予算管理に必要な帳表が作成できる |
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「収支予算書」「収支計算書」は、「事業活動収支の部」「投資活動収支の部」「財務活動収支の部」に分類 |
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「収支予算書」「収支計算書」の作成の為に、“切り替えし仕訳”を入力する必要はなくなる |
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貸借対照表と正味財産の科目を使用してデータを入力すると、変換テーブルに従って、自動的に「収支予算書」「収支計算書」集計するように対応 |